今話題のハイブリッド型研修とは?種類やメリット、導入方法をご紹介!
現在対面型の研修が減り、自宅で研修を受けることができるオンライン研修が一般的になっています。しかし、企業や団体の中には、従来通り研修は会場で実施しながら、同時にオンラインで配信する方法を考えている団体もあります。会場で研修や講演会を実施しながらオンラインで研修を動画配信する方式を「ハイブリッド型研修」と呼びます。
ハイブリッド型研修はオンライン研修と対面研修を同時開催でき、それぞれの研修の良さを最大限に発揮できる研修形態です。今回は、近年注目を集めているハイブリッド型研修についてご紹介していきます。
ハイブリッド型受講を可能に。医療団体に特化した研修管理システム。
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manaable(マナブル)は、利用ユーザー数25万人を突破した医療団体向け研修管理システムです。会員や研修から決済・受講・アンケートまで、研修管理に必要な機能を網羅。あらゆる業務の一元管理を可能にしたシステムだからこそ、お客様に合わせた革新的で最適な研修体制をご提供します。
目次
ハイブリッド型研修とは
ハイブリッド型研修とは先述の通り、従来行われていた「対面研修」とWeb会議ツールなどを通して研修の模様をオンラインで配信する「オンライン研修」を掛け合わせ、会場での研修とオンラインの研修を同時実施できる研修形態を指します。
研修にもよりますが一般的なハイブリッド型研修では、受講者は研修環境を選択できるため、受講者の融通に応じて研修を行うことができます。例えば、受講者にとって研修が開催される会場が近ければ会場に参加できますし、遠ければオンラインでの参加など、受講者の場所的要因で選択することができます。会場ではタイミングが合わないから、という時間的要因でも選択することができ、会場だけで開催するよりも参加者にとって融通が利くようになります。
しかし、もちろん開催者側は対面とオンラインの2つの環境を管理する必要があるため、研修を行うには慣れが必要かもしれません。後ほどご紹介しますが、ハイブリッド型研修をスムーズに開催するには、ハイブリッド型研修に対応した研修管理システムの導入も1つの手です。
ハイブリッド型研修の種類
ハイブリッド型研修には大きく分けて3つの種類があります。
ブレンド型
ブレンド型はオンラインと対面を同時に行うのではなく、ライブ配信やオンデマンド研修などのオンライン研修と会場研修の開催時間をずらして実施する研修タイプです。研修の内容に応じてオンライン開催と対面開催を設けることで研修ごとに最適な学習環境を提供することができます。
(例)初回は対面開催 → 2回目以降はオンライン開催 → 最終回は対面開催
ハイフレックス型
ハイフレックス型はオンラインと対面を同時開催する研修タイプです。管理者側は対面研修の模様をカメラやマイクを使用しオンライン環境に放映します。受講者は実際のライブ映像を視聴することでオンライン研修を受けることができます。近年では、「ハイブリッド型研修」といえば、この「ハイフレックス型」を指すことが多いです。
分散型
分散型は受講者を対面研修とオンライン研修のグループに分け研修を行う研修タイプです。対面研修において定員が定られている場合、グループを複数に分け、対面研修を行っていないグループにオンデマンド研修やライブ研修などを割り当てることができ、無駄なく研修を行うことができます。
(例)前半にAグループが対面でBグループがオンライン、後半はAグループがオンラインでBグループが対面で実施
ハイブリッド型研修のメリット
では、ハイブリッド型研修をするメリットはどのようなことがあるのでしょうか。ハイブリッド型研修をすることによって得られるメリットをいくつかご紹介します。
- 管理者側が研修環境を自由にデザインできる
研修内容に応じて、管理者側がオンラインや対面に切り替えることができ、高い学習効果を期待することができます。
- 受講者は家にいても質の良い研修を受けることができる
研修会場が近場ならば対面受講を選択したり、研修会場が遠い場合や時間的都合が合わない場合は自宅でのオンライン研修を選択できるなど、受講者側の都合で研修場所を選択できます。会場での対面研修だけではなく、受講場所の選択肢を受講者に与えられることで、受講者にとって融通が利く研修を開催することができます。
- 臨機応変に研修体制を変更できる
急遽対面の研修が行えなくなった場合でも、ハイブリッド型研修ではライブ映像の放映やオンデマンド動画に切り替えることができます。
ハイブリッド型研修の導入方法
ではここから、実際にハイブリッド型研修を実施するにあたり必要なステップを紹介します。
良い機材を揃える
ハイブリッド型研修にはカメラやマイク、スイッチャーやミキサーなどの録画環境を整える必要があります。
機材はハイブリッド型研修の質に関わってくる部分なので、機材への費用はできるだけ安く見積もらず準備しましょう。低い解像度の映像や、不明瞭な音質では素晴らしい研修も台無しになってしまいます。
安定したネットワーク環境を整備する
ライブ映像を使用する際はネット環境を見直しましょう。不安定なネット環境では映像の乱れや音声トラブル等で円滑なコミュニケーションを行うことができず、スムーズな配信が困難となってしまいます。ハイブリッド型研修を実施する際には事前に会場のネットワーク環境を確認し、不安であれば新たなネット環境構築を検討しましょう。
配信会社への依頼
自社での開催が難しい場合は配信会社へ依頼することも一つの手段です。
ハイブリッド型研修を自社で行う際には、先述したように機材やネット環境など、準備段階でコストと時間がかかります。配信会社に依頼する場合であれば、主催者は直接機材を購入する必要がなく、すぐに研修を行うことができます。必要があれば、会場の運営をサポートしてくれる代行業者にもお願いをすると良いでしょう。
研修運営の代行を行いたいとお考えの方は、下記記事をご覧ください。学会運営代行業者のまとめ記事となっていますが、学会運営代行としてはもちろんのこと、研修運営の代行としてもご利用頂けます。
ハイブリッド型研修対応のmanaable(マナブル)
manaable(マナブル)は利用者25万人を突破した研修管理システム(LMS)です。
manaableはライブ・オンデマンド(e-ラーニング)でのオンライン研修はもちろん、参加者管理や支払管理、受講後のアンケート作成機能など、研修にかかわる業務の一元管理を可能にし、従来の非効率な研修体制に革新的かつ最適な研修体制を提供します。また、本システムは看護協会様への導入実績もあり、多くの企業や団体様で支持されています。
詳細はmanaable公式サイトをご参照ください。
manaableの独自機能
ここではmanaableの独自機能について概要をご紹介します。
ハイブリッド型研修
対面研修はもちろん、ライブ配信からオンデマンド研修までをまとめて実施することができ、かつ簡単に受講を管理することができます。
決済情報のリアルタイム反映
受講者のお支払い状況をmanaable上でリアルタイムに管理することができるため、振り込み確認などで直接銀行に行く必要がなく、支払い管理の手間が省けます。
オンライン受講の出席状況自動判定
manaableでは、オンライン会議ツール「Zoom」や「Webex」と連携することができ、受講者の出席時間を自動で取得することが可能です。自動出席判定をする場合には、事前に研修の出席条件(研修時間のうち何%の時間を出席した場合に出席とするか)を設定しておくことで、出席条件を満たした参加者を自動的に出席扱いとすることができます。
先着受付・選考受付が可能
研修に応じて先着受付と選考受付の2パターンで募集をかけることができます。
先着受付ではキャンセル待ちでの申し込みも可能です。また、選考受付では管理者が受講者の参加の可否を決めることができます。
個人単位だけではなく団体申し込みや団体支払いが可能
manaableの研修参加料金の支払いは、個人だけでなく団体単位の支払いにも対応しています。団体支払の場合には、団体の代表者が参加するメンバーの合計料金を一括で支払うことが可能です。
まとめ
ハイブリッド型研修はオンライン研修と対面研修を組み合わせた新たな研修方法です。状況に応じて両者を切り替えることができるという点で柔軟に研修を行うことができます。今後新たな研修形態を検討している方は是非導入してみてはいかがでしょうか。
この記事の著者
ITRA株式会社
官公庁や大手企業を中心とした大規模なWebサイトを総合的にプロデュースするWeb制作会社。デザインからシステム、サーバーまでWebサイトに関わるお客様の悩みを解決します。